手っ取り早く楽して儲けたいからとか 人それぞれいろいろな考え方でスタートしたとは思いますがFX取引についてもう一度考えてみましょう。
きっかけや手法はどうあれ最終的には資金を増やすことが共通の目的なのだから、リスク管理をしっかり行って、マーケットに生き残りましょう
あなたが勝ってにっこりしている裏には、負けて悔しい思いをしている人が必ずいます。 株取引のように上げ相場のときは全員が勝者ということはありえません。
FX取引の仕組みそのものは上記の通りなのですが、実際にどうやって利益を生み出すかというと、答えはとても簡単です。株式取引となんら変わりません。つまりは「安値で買って高値で売る」あるいは「高値で売って安値で買い戻す」が基本です。
外国の通貨を安く買って、高く売る 外国の通貨を高く売って、安く買う
通常、お金を銀行に預けると「金利」がもらえますね。FXでは取引する2つの通貨(通貨ペア)の金利も一緒に交換します。
つまり、買った通貨の金利を受け取ると同時に売った通貨の金利を支払うのです。その金利の差額がプラスであれば、スワップ金利を受け取るということになり、マイナスであればスワップ金利を支払うことになります。 この作業が基本となっています。 お金でお金を買ったり売ったりするわけです。 一見ややこしく見えますが、取引する対象を「物」だと思ってしまえばそう難しい事ではありません。 株式取引と似ていますね。
このような1円〜数10円の値動きを取る行為は、株式取引等と比べると地味に感じるかもしれませんが、元本を変えていくことで儲けの額を大きくしていきます。
この受渡しする金利のことをスワップ金利(スワップポイント)と呼んでいます
FXは最近では資産運用の手段として非常に広い層の方々が参加されています。 なんとFXの市場は年間30%の拡大傾向にあるんです。
、FXは原則24時間取引が可能なので、株取引のように時間的制約がないため、「日中は株取引を、夜間はFX取引を。」というコアな投資家も最近では多くなってきています。FX取引が今後ますます注目されてくることはまず間違いないでしょう。
少額資金での投資が可能
24時間リアルタイムで取引ができる
流動性が高く、いつでも決済し易い
外貨預金と比べ手数料が割安
「買い」「売り」のどちらからも取引できる
FX取引が今後ますます注目されてくることはまず間違いありません。
「良いFX業者」とは、「自分に合ったFX業者」です。つまり、数ある会社の中から、いかに自分が求めている会社を探し出せるかが重要になります。
FXと外貨預金の違いは何なのか、どちらが得なのか損なのか、ここではその辺りを簡単にご説明します。
まず、FXと外貨預金では目的が大きく異なります。基本的に外貨預金は投資法というより、貯蓄目的で使われることが多く、対してFXは、投資目的で使われうことが多くなっています。
外貨預金は、当面動かすつもりのない資金があるときに、日本の銀行よりも、安全な銀行に預けたいという場合に使われることが多いようです。そして必要に応じて日本円に戻して使われます。お金が必要になったときのレートが必ずしも「円安」とは限りません。ですから大きく儲けるというより、安全性重視という部分に重きを置いているのです。
一方のFXは、投資目的ですから、日々というか常に為替相場をチェックし、為替差益を計算しながらの取引となります。そして、外貨預金の場合は長期預金をすることが多いのですが、これは安全面だけでなく、高金利という魅力があります。
たとえば、外貨預金で米ドルを100万円分買おうとすると、100万円のお金が必要になります。しかし、FXで100万円を取引する場合には、取引する通貨にもよりますが、おおよそ5〜10万円程度のお金があれば取引を始めることができるのです。このように少額で取引できる点が、個人投資家の人気を集める理由の1つとしてあげられます。
外貨預金100万円が110万円になったら、10万円の儲けです。一方、FXの証拠金100万円で1000万円の取引をして1100万円になったら、100万円の儲けです。元手資金100万円に対してFXの方が儲けが多く、とても効率の良い取引と言えます。しかし、必ず儲けられるとは限りません。外貨預金100万円が90万円に減ってしまえば、10万円の損失です。一方、FXで1000万円が900万円に減ってしまえば、100万円の損失になってしまうのです。
1回の取引で大きな利益は狙わず、取引回数で利益を出すようにすることです。取引回数が多くなると、手数料がその都度かかり、スプレッド損失が増えると考えがちですが、実際はリスク回避メリットの方が上回ります。 もし値が下がったときに、またしばらくすれば値が戻ってくるだろう、などと思っているうちにどんどん値が下がっていき損失が膨らんでいくといったことも十分に考えられます。損失を最小限で食い止めるためにも、これは必ず守ってください。
ここで是非知っておきたいこととしては、損失がかさみ、取引額に対して保証金の額が一定の水準を下回ったとき、強制的に精算されてしまいます。これをロスカットといいます。 これは損失を被った場合でも損失を一定以上に大きくさせないためのものでもあります。
上記の例は極端な話ですが、起こりうるリスクです。もちろん、追加の保証金が必要になる前に、各社アラート(注意)は送られてくるので、いきなり追加の保証金で慌てることはありません。またその2で説明するレバレッジ取引をしない限り、いきなり損するということはほとんど無いので、気に留める程度でいいと思います
例えば、1ドル100円の時に証拠金が100万円のケースで考えてみよう。
レバレッジ1倍なら5万円の差益だが、もしレバレッジ100倍に設定していたら、500万円の差益が出る。レバレッジを活かすことで100万円の証拠金から500万円の益=500%の益が出ることにもなる。外国為替証拠金とは本当に儲かって魅力のある商品だと思ってしまう。
ただ逆に相場が自分の思惑とは異なる方向に向かった時(ここでは円高方向へ向かった時)は、事情がまったく異なってしまう。
しかしこれが思わぬ方向へ行けば500万円も儲けることができるが、意に反した動きとなれば一瞬に100万円を失うことにもなるのがレバレッジの魅力でもあり怖さでもある事を理解して、初心者はとくにレバレッジ5倍以上のかけ引きはさけた方が無難である。
レバレッジについてはこちらでも解説しています。
気をつけようレバレッジの注意点
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