スワップ・ポイントやスワップ金利といくつか呼び名がありますが皆同じものです
取引する2国間の金利差をスワップ金利といいます。
例:豪ドルを買う
この場合、日本円を売って豪ドルを買うことになります。
豪の金利は約5.5%−日本の金利は0.1%(平成17年9月)です。
その差は、5.4%となります。この差が、スワップ金利というものです。
豪ドルを買う場合、そのスワップ金利を受け取るl事が出来ます。
豪ドルを売る場合、逆に支払う必要があります。
例えば、フォーランドオンラインで外国為替証拠金取引(FX取引)のスワップ金利の場合こうなります。
- 豪ドル1万ドルの場合
- 豪ドル買いスワップ金利 1日165円受け取り
- 豪ドル売りスワップ金利 1日175円支払い
この165円や175円がスワップ金利の事です。 このお金の受け渡しが毎日発生します。まるで預金金利のような感覚になるかもしれませんね。
スワップ金利中心での投資をしたい方には、おススメです。
オーストラリアやニュージーランドの場合
日本の通貨よりも、外国の通貨を持っているほうが、高金利でおトク!
FXでは、外国の通貨を購入することで、その国の金利と日本の金利の差分を受け取ることができます。【2008/6月】
現在、超低金利の日本と、高金利と言われてるオーストラリアやニュージーランドを比べてみましょう。
日本と比べてオーストラリア、ニュージーランドでは約10倍の金利となっています。
FXではうれしいことに、この金利差分は毎日もらうことができるのです。 つまり・・・
日本と比べてオーストラリア、ニュージーランドでは約10倍の金利となっています。
FXではうれしいことに、この金利差分は毎日もらうことができるのです。 つまり・・
ニュージーランド 1NZドル=80円を80万円分購入した場合
− |
1年間の金利 |
1日の金利 |
80万円(日本円)を
保有していた時の金利 |
¥800.000 × 0.75% = 6,000 |
¥6,000 ÷ 365日 = ¥16.4 |
1万NZD(80万円)を
保有していたときの金利 |
10,000NZD × 8.25% = 825NZD =
¥66,000 |
¥66,000 ÷ 365日 = ¥180.8 |
この金利差の事をスワップ金利といいます。
この場合だと毎日150円〜160円ほどが毎日もらえること
なります。
スワップ金利の受取額(場合によっては支払額)も変動しますので、定期的によく確認することが重要です。
各国の金利情勢はよく変わります。その変化に応じてスワップ金利も変わっていきます。
金利は各国ともに落ち着いていますが、これは通常の姿ではありません。
しかしながら、日本の低金利が続く間は、スワップ金利を利用することによって有利な利殖が可能なのです。
例えば、100万円預けて5万豪ドル買い建てしたと考えてみます。
毎日受け取るスワップ金利は、825円(165円×5)です。 もし、金利が変わらねば、1カ月で24,750円になります。
同様に、1年で297,000円になります。
100万円の元金に対して、29万7千円のスワップ金利になります。
これは、利回り29.7%という事になりますね。 こういった具合に、スワップ金利は馬鹿に出来ない利益を生み出すのです。
しかし、この高利回りに気を取られすぎてはいけません。 当然、値動きのリスクを考えねばなりません。
レバレッジの比率を考慮するのが大切です。
レバレッジとスワップ金利の関係はここで紹介してます。
多くの人は、FXで儲かった後に税金対策を考えますが・・・しかし、
儲かった後に税金対策を考えるのは遅すぎるのです。 スワップ投資は利益を出し易い投資法です。
だからこそ、最初から税金を頭に入れた対策が非常に有効と言うわけです。
スワップ金利は、雑所得20万円までは申告義務無しである
|
じつは、FX取引での利益は「雑所得」に区分されます。
この雑所得は、年間20万円までは申告の義務がないのです。 (ちなみに、申告するとしっかりと課税されます。非課税枠とは意味が違います)
スワップ投資をする人は、毎年確実にスワップ金利での利益が出てきます。
その場合、この申告不要枠の20万円を利用するかどうかで支払う税金が違ってきます。
20万円分の申告不要枠を活かすと、税率20%の方で4万円、税率30%の方で6万円の税金の節約が出来できるのです。
通常のFX会社ではポジションを持ったままだとスワップ金利がポジションの損益として貯まっていきますよね。
貯まっていくスワップ金利は、決済しない限り「雑所得」とはされません。
「雑所得」とされない年は税金がかからなくてよいのですが、翌年ポジションを決済すると「2年分のスワップ金利」にまとめて課税される事になりますよね。
たとえば
例 1年目 20万円 2年目 20万円 合計 40万円のスワップ金利が発生
1年目はポジションを決済せずにそのまま維持し、2年目にポジションを決済した場合だと。 為替利益がゼロでも40万円の利益が発生
税率20% → 税金 40万円×20% = 8万円
これを、40万円を20万円ずつ2回に分ける事が出来るといいと思いませんか。
そうすると、毎年20万円の申告不要枠を使えますので税金はゼロ円と言うことになります。
実は、そうする方法があります。
ポジションを決済しなくてもスワップ金利を受け取る事が出来るFX会社を使へばいいのです。
スワップ金利が毎日口座に入金されるFX会社があるの? |
セントラル短資FXは毎日発生するスワップ金利がポジションの損益として貯まりません。
セントラル短資だと毎日のスワップ金利を、口座に入金され自由に引き出しが出来るようになります。
スワップ金利を引き出す為に、ポジションを決済する必要もありません。
セントラル短資のような仕組みを持つFX会社であれば、毎年のスワップ金利で申告不要枠を使う事も可能と言うことです。
私は、2006年からこの申告不要枠を利用するために、セントラル短資で取引を始めました。
私は、数年ポジションを持ったままという事も多いので、このようなセントラル短資の仕組みには非常に助かっています。
100〜300万円の資金を運用するならFX会社は、2つ以上用意すること |
その内の一つをセントラル短資にする事が重要です。
理由は、20万円以上で税金がかかるからです。。
セントラル短資は、ポジションを決済しなくてもスワップ金利を受け取れるFX会社と言う事はお分かりいたでけたと思います。
しかし、セントラル短資には100万円くらいしか預けません。
(セントラル短資から受け取るスワップ金利が最高で20万円に収まるように調整するためです)
毎年50万円出る雑所得の内20万円は申告不要枠を使い、税金を節約出来ます。
具体的に計算するとこうなります。例ではセントラル短資とフォーランドオンラインでやっています。
また、ここでは簡単にするために為替の運用益はゼロとしておきます
。
初年目 スワップ金利収入 50万円 ポジション決済無 セントラル短資 20万円(申告不要分)税金4万円の節約(税率20%の方)
フォーランドオンライン 30万円(決済時申告必要)→翌年度繰越
2年目 スワップ金利収入 50万円 ポジション決済無 セントラル短資 20万円(申告不要)税金4万円節約
フォーランドオンライン30万円(決済時申告不要)→翌年度繰越
3年目 スワップ金利収入 50万円 両方のポジション決済年
セントラル短資 20万円
フォーランドオンライン90万円
3年目税金 110万円×20%=22万円
ポジションを3年間持ち続けた場合は、3年後に貯まったスワップ金利にまとめて課税される事になります。
毎年50万円×3年分=150万円
税率20%とします。 150×20%=30万円
先ほどのセントラル短資+フォーランドオンラインの時は22万円でしたね。
その差は8万円となります。
ちょっと、大きい金額ですね。
株は、持っているだけでは、年に1回の配当金以外は何ももらえませんが、外国為替証拠金取引(FX)はドルを持っているだけでも、毎日スワップポイントが得られるということになります。
これが外国為替証拠金取引(FX)の儲け方の特徴です。
最後にスワップ派にとって大切な事は、以下の3点です。
- 税金を出来るだけ少なくする事
- スワップ金利が高い事。
- 安心してお金を預けておける事。
以上、参考にされて下さい。
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