配当金は、通常は会社の決算の日、つまり1年の締めの日に株主だった人がもらえます。
3月決算の会社であれば、3月末日にその会社の株を持っていた人が配当金をもらう権利を得ることができるのです。
そう、その会社の株をずっと持ち続けていなくてもいいんです。
1日だけ株主になって、配当金をもらう権利を得たらすぐに売ってしまっても配当金はちゃんともらうことができるんです。
ここで注意しなければいけないのは、配当金をもらうためには決算の日に株主でなければいけないのですが、決算の日当日に買っても配当金はもらえません。
株は通常、取引をした日、つまり株を買った日を含めて4営業日後の受け渡しになります。
ネット証券のみで取引する人には実感がないかもしれませんが、株を買った当日はまだ自分が株主にはならないのです。
4営業日後の受け渡しが済んではじめて株主になるのですが、決算の当日は株の受け渡しをしないので、配当金を受け取るためには決算日の5営業日前までに株を買っておかなければいけません。
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