人の髪の毛は、発毛した毛が成長し、やがて抜け落ち、そしてまた生え始めるといったサイクルを通常女性の場合は1サイクル4〜6年なのに対し、男性は3〜5年と言われています。これを繰り返しています。
これを「ヘアサイクル」(毛周期)と呼びます。ヘアサイクルは毛母細胞の分裂が活発でグングン髪が伸びる「成長期」と毛母細胞の活動が低下しほとんど成長しなくなる「退行期」、完全に成長が止まり髪が抜けてしまう「休止期」に分けられます。
毛髪は、1ヶ月何cm伸びる?個人差はありますが、1〜1.5cmです。
[キューティクル]
かたいタンパク質が主成分。
半透明の鱗状のものが約4〜10枚重なって、内部を守る働きをしています。
一番外側に位置するので、とても傷つきやすいのが特徴です。
キューティクルが欠けると、髪の艶や手触りに影響がでてきます。
[コルテックス]
繊維状のタンパク質が主成分。
髪の約85〜90%を占めると言われています。
コルテックスのタンパク質、脂質、水分量で髪の太さや柔軟性が決まってきます。
あと、この部分に含まれるメラニン顆粒によって、髪の色も決まるそうです。
[メデュラ]
やわらかなタンパク質と脂質が主成分。
外的な刺激で空洞ができやすいのが特徴です。 メデュラに空洞があると、透過する光が乱反射して白っぽくくすんで見えることがあるそうです。
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